あなたはパートナーとよく喧嘩しますか?
夫婦喧嘩って疲れますよね。
喧嘩しないですむならそれが一番!
「どうしたら夫婦喧嘩しないですむんだろう?」
そんなお悩みに、結婚して6年間大きな喧嘩ゼロの、日本一仲良しを自負する夫婦が、「夫婦喧嘩しない方法」について6つの点からお話します。
夫婦喧嘩しない方法!6つの心構え
1.相手の良い点を見つける努力をする
相手の足りない点ではなく、良い点に目を向けると、感謝の気持ちが生まれてくるのではないでしょうか。
つい相手の足りない点に目を向けてしまいがちですが、「〇〇してくれない」などの思いが積み重なって喧嘩の原因になってしまいます。
例えば「ここは確かにだめだけど、ここはいいよね」という感じで努力してみる。
「この部分は助かっているな」ということに気づけば、もともとは好きな相手。
自然と感謝の気持ちが生まれて、喧嘩が起こりにくくなるのではないかと思います。
え~、でも努力しないと見つからないの?と思っちゃうけど。
そういうこと言う?
努力しなくても見つかるものでしょ。
いやいや視野が狭くなっていたりするんですよ、夫婦仲が悪いときは。
精神状態も良くなかったりするから、負の連鎖みたいなもんです。
2.我慢ではなく波風の立たない伝え方をする
嫌だと思ったら我慢するのではなく、波風の立たない伝え方を工夫してみましょう。
相手に直してほしいことや嫌なことをつい我慢してしまい、「その場ではっきりと言えない…」なんてことはないでしょうか。
その時は我慢できても、それが積み重なって後で爆発してしまうことがあります。
年に1回、あるいは一生に1回あるかないかなどであれば、我慢してしまうのもアリです。
でも度々繰り返されるような相手の癖や言動なら、我慢しないほうがいいでしょう。
なぜなら、余計に辛くなっていくだけだからです。
なので、「どうやって我慢しようか」ではなくて、「どうやって伝えようか」というふうに思考を変えると、夫婦喧嘩が起きにくくなります。
言わない、ため込むというのは良くありませんよね。
まあ難しいよね…たぶん、大人なら伝え方のスキルも最低限はあるはずだけど。
うんうん。
ただ、こいつのためにスキルを使いたくないな、みたいな。
そういうのがいけない!
じゃあ「面倒くさがらない」も入れておくね(笑)
3.面倒くさがらない
円滑な人間関係のために、コミュニケーションを面倒くさがらないことは大事なこと。
夫婦という親しい間柄だとつい面倒になることもありますが、一時の「面倒くさい」で夫婦関係全体の満足度を下げることになりかねません。
そもそも夫婦関係は良い方が結局はお互いに楽ですよね。
面倒くさがらずに、相手としっかりコミュニケーションをとっていきましょう。
人間は、もともと面倒くさがる生き物なんですよ。
面倒くさがらないでください!
4.ポジティブなとらえ方をする
心がすさんでいる時は、相手の言葉が嫌味に聞こえてしまったり、悪くとらえてしまったりしがちですよね。
たとえ相手にそのようなつもりがなくても…。
なので、いっそ自分に都合のいいとらえ方、つまりポジティブなとらえ方をしてみるのはいかがでしょうか。
例えば…
何か私に悪口言ってみて?
“チビ”
“「ちっちゃくて可愛い」と言うのは恥ずかしいから、チビだと言うんだな。照れ隠しか~”
“デブ”
“「これくらいがちょうどいい」っていうことだな。
それに自分が太ってるから、それを隠すためのいいわけでもあるんだろうな~”
それ僕に言うとんかい!
“そういう気遣いかもしれないな~、もしかしたら”
…なるほどな、そういう感じか。
そうすれば自分も相手も幸せな気持ちになれ、お互いに傷つかずに済む、つまりWin-Winになるのではないでしょうか。
性格をいきなりポジティブに変えるのはなかなか難しいかもしれませんが、ポジティブでいよう、ポジティブにとらえようという意識だけでも結構変わると思います。
だよね、意識だけでも変わるよね
意識だけでもしておいた方がより幸せになれるよ。
でないと無駄に傷ついたり、悲しくなったりしちゃう。
すごくへこむヤツとかいるもんね。
そこまで(へこむほど)言ってないぞと思うくらい。
そう、ポジティブにとらえたほうが何事も幸せになれるよね。
5.イラッとする発言には「どうして?」ときく
イラっとする発言をされたら、オウム返しがいいと思うんだよね
オウム返し?
「デブ!」って言われたら、「デブ?」みたいな。
え~と、一言いい?オウム返しって論破するときの返し方だから、イラっとするよ、オウム返しされた側は。
えっ、イラっとする?
その場合は「どうして?」と返すといいよ。
相手からイラっとするような発言をされとき、反射的に言い返すと確実に夫婦喧嘩になってしまいますよね。
投げられたボールをそのまま打ち返すのではなく、キャッチして一度テーブルの上に置くようにすると、自分のことも相手のことも客観的に見ることができます。
感情的な言葉を発して相手を攻撃してしまうこともなくなります。
その場合、オウム返しではなく、相手がなぜそう言ったのかを冷静に尋ねてみましょう。
「どうして?」を返すほうが角が立たない。
オウム返しだと、チビって言われて「お前もチビだろう!」ということだからね。
言い方の問題じゃない?
「自分もチビでしょ?」って言われてムカつかない?
えっ、オウム返しってそういう感じ?
そういうことだよ。
ああ、そりゃだめだわ…
それよりもチビって言われたら…、”どうしてチビっていったの?””どうしてそういう言い方したの?”
“小さいから”。
“小さいからといってチビって言われないといけないの?”
“チビだから”。
小学生すぎるだろ!
話にならない(笑)。
チビっていうテーマが悪い。
くだらない話だと気がついた(笑)。
6.普段からコミュニケーションを増やす
喧嘩が多い夫婦というのは、喧嘩以外のコミュニケ―ションが少ないことが多いのではないでしょうか。
むしろ、喧嘩そのものがコミュニケーションのようになっている場合もあるかもしれません。
普段からコミュニケーションをしていないと、相手の気持ちがわからないまま喧嘩ばかりしてしまうので、余計に状況が悪くなっていきます。
結婚当初はお互いを理解しようと歩み寄っていきますが、年月がたつとそれを忘れてしまいがちです。
例えば夫婦で晩酌などして会話を増やし、相手を理解するように努力すれば喧嘩も減らせると思いますよ。
みんなどのくらい夫婦喧嘩してるの?
ところで、日本人はどのくらい夫婦喧嘩をしているのでしょうか?
「夫婦喧嘩と仲直り」に関するアンケート調査報告(株式会社結婚情報センター)によれば、
- 毎日喧嘩している 2.3%
- 週1~2回 16.2%
- 月1~2回 27%
- 年1~2回 25.3%
- 数年に1回 19.2%
- 喧嘩はしない 10%
だそうです。
喧嘩の頻度もだけど、どれぐらいの喧嘩かってのにもよるよね。
毎日喧嘩してる2.3%の人は、なかなか過酷な毎日を送ってそうだね。
大変だな。
心身を休めるはずの家で毎日喧嘩、戦いが起こっているというのは大変なことですよ。
精神が鍛えられそう。
だったらまだいいんだけど…大抵は疲弊して、ボロボロになっていくと思うんですけど。
タフになれそう。
週1~2回が16.2%ということは、結構喧嘩している人が2割弱くらいいるっていう。
精神的に強くなれそうだねえ…
【まとめ】夫婦喧嘩をしないためには…「ため込まない」「気にしない」
夫婦喧嘩をしない方法として、6つの心構えをご紹介しました。
- 相手の良い点を見つける努力をする
- 我慢ではなく波風の立たない伝え方をする
- 面倒くさがらない
- ポジティブなとらえ方をする
- イラッとする発言には「どうして?」ときく
- 普段からコミュニケーションを増やす
これらをまとめると、
- ため込まない
- 気にしない
ということがいえます。
不満をため込まず、きちんとコミュニケーションをとり、また相手に言われたことをいちいち気にしなければ、喧嘩にはなりませんよね。
「流す」だと気持ち悪いけど、「気にしない」ならいいんじゃないかなと思います。